- Date: Fri 03 01 ,2014
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チェス本買った
【キング&クイーン】柳 広司 著
まあまあ面白かったが、やや物足りない感もあり。
それでも一気に全部読んだ。
あまり読書をしない自分には珍しいことだ。
フィクションだが、題材となってるのはチェスを知ってる人ならば誰でも知ってるあの人である。
そして、チェスをやらない人にはあまり馴染みのない人であろう。
まぁ、ミステリーなのであまり細かいことは書かないことにする。
本の帯に書いてあった言葉。
・相手の手を、注意深く読め。
・相手の心を、注意深く読め。
・考えろ。無限の可能性を疑え。
当たり前だけど、チェスを指すときに大事なことである。
それと、「大事なのは勝てるゲームを確実に勝つこと」という内容の言葉が作中にあった。
自分の昨日の一戦もそうだが、駒数で優勢になってるときにポカをしやすい。
心に油断が出来るのだな、きっと。
♙♘♗♖♕♔
ウィスキーとシガーをやりながら読んだ。
シガーは【モンテクリストNo.1】。
シガーも序盤・中盤・終盤の味と香りの変化を楽しむものであると考える。
モンテクリストNo.1の、中盤から終盤にかけての香りが大変気に入っている。
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Comments
今日は仕事帰りにBarに寄って、小説に出てきた【アイスブレイカー】というカクテルをオーダーしてみました。
チャンドラーの小説は自分も読んだことがあります。
【長いお別れ】や【さらば愛しき人よ】では独りで棋譜並べするシーンが印象的に書かれてますね。
矢作俊彦の【Wrong Good Bye】という作品もオススメです。チェスのシーンは出てきませんが、【長いお別れ】の最高のパロディであり最高のオマージュだと思います。
二村ものは苦手だったんですが、これは(筋が複雑でちょっと混乱はしましたが)ノリノリで読めました。
矢作では『あ・じゃ・ぱん』も面白かったです。
http://foolsmate.blog.fc2.com/blog-entry-396.html
実はこの本、読んでないのですが・・・(笑
今年もよろしくお願い致します。
>フィクションだが、題材となってるのはチェスを知ってる人ならば誰でも知ってるあの人である。
大体見当はつきますが、私も書かないでおきます。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の探偵フィリップ・マーロウはチェス好きで、棋譜並べする場面が良く出てきます。
スタイニッツやカパブランカがお好きなようです。